Tuesday, April 26, 2011

One Day... いつの日か...

私はこの歌が大好きで、大好きという言葉が適切ではないような気もする。この歌を聞くときにはいつも、全ての感情を解放して解き放ったような、そして自由、希望、愛、強さと弱さ、全てを受けとめて前進して行きたい、行ける、ような偉大な気持ちに包み込まれる。

特に始めの歌い出し部分が一番好き。彼、Matisyafuはユダヤ人で、きっと世の中の世界平和、戦争についてを歌っているのだけれど、でも彼の歌うこの詩は、私個人の小さなこと、でも私にとってはとても苦しく辛いこと、そんな時に自分で自分に言い聞かせることと共感させられるものがある。とても心から納得し、そして救われる。



私は翻訳のプロではないから上手に訳せないけれど、自分の言葉で日本語にするならこんな感じかな。

Sometimes I lay under the moon
And thank God I'm breathing
Then I pray don't take me soon
Cause I am here for a reason

時々月明かりの下に寝転んで、
こうやってただ生きていることを幸せに思う。
そしてまだ終わりたくはないって願う、
だってまだ僕にはここにいる理由があるから。

Sometimes in my tears I drown
But I never let it get me down
So when negativity surrounds
I know some day it'll all turn around

時々自分の流す涙に溺れてしまいそうになるけれど、
でもその涙だって絶対に僕を沈めることはできない。
どんなに悲しく辛いことばかりでも、
いつかそんな日だって変わることを知っているから。

3月11日のあの東北地方太平洋沖地震から約一ヶ月と半月、たくさんのいろいろな情報が飛び交っている。私が個人的に心から願うことは、これだけたくさんの義援金が集まっている、それが一刻も早く被災地の人たちへ届くこと、十分な食料&物資が届くこと、一日も早く復興作業が進み被災地の人たちに普通の暮らしが戻ること、確かな情報を政府が責任を持って提供してくれること、私たちには知る権利がある(そんな政府を選べない私たち国民にもやっぱり責任はあるのでしょうか…)、今回の福島第一原発で散々な目に会ってある人たちの犠牲を無駄にしないためにも国をあげて脱原発の未来に向けて確実な一歩一歩を歩み出すこと、原発に代わる自然エネルギーに実際にどういうものがあるのかなどの教育。

何年後、何十年後、被災地がまた美しい街並みを取り戻したって、どんなにもっと強力な原発を設計&建設したって、人間の想像力を遥かに上回る自然の力に人間が打ち負かされる日はいつやって来るのか誰にも分からない。自然災害の上に人災を作りあげる原子力発電。私自身も含め、現代人が原子力エネルギーに依存しどれだけ便利なありがたい生活を送ってきたのか、それも事実。でも今回の福島の事故が、日本で世界で原子力発電というものを真剣に見直すきっかけになって欲しい。広島と長崎、今回の福島、世界で一番被爆の恐ろしさを知っている日本だからこそ、率先して原子力に代わるエネルギーの開発に向けての道を歩んで欲しいと強く願う。

私がみんなにぜひ読んでみて欲しい記事のリンク。
> 田中優×小林武史「今だからこそできる話がある」
> LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと
> 問われる日本のエネルギー将来像
> 日本人はフクシマから何を学べるか
> 事故から25年、チェルノブイリは今

まずは知ることから、少しずつ、でも確実に、脱原発が現実のものとなるりますように…。いつか、いつの日か、One Day、私たち人間の地球ではなく、私たち人間も地球の一部として現代文明と自然とが共存していける未来へ…。

明日はCharity Group Exhibitionをやっているギャラリーのお店当番。今日は約6万円近く売上げがあった。明日もお客さんたくさん来てくれるといいな。

Love nao xxx