バリ滞在10日目。
バリに数多くあるダンスの中でも有名な
Barong Dance(バロンダンス)を見た。
このダンスの詳しい説明は省くとして、
簡単にいうと善の象徴Barong(バロン)と
悪の象徴Rangda(ランダ)の戦いを描いたもの。
このダンス(物語)の結末は終わりなき戦い。
普通だと善が悪を退治して終わりそうなものだけど、
善と悪は永遠に戦い続けるという結末にとても惹かれた。
バリの人々は神様に感謝する一方で、
闇の悪霊にもお供えを絶やさないのだとか。
善と悪、そのどちらかのみが存在することはなく、
誰の中にも二つが共存して、
そのバランスを保ちながら生きている。
このダンスの意味する事にとても共感した。
出会うバリの人々にその思いを伝えまくった!
そして、ある画家の男性が
素敵なバリの言葉を教えてくれた。
それがRwa Bhineda(ルア・ビネダ)。
Rwaは2つ、Bhinedaは別のもの。
善と悪、生と死、白と黒、男と女、光と闇、
そういった相反する二つのものが調和をし
この世界はバランスを保っているというこの考えは、
バリの暮らしに深く根付いているのだそう。
陰と陽の考え方と相違するような気もする。
言わんとする事は同じような?
(陰陽に詳しい方、間違ってたらごめんなさい)
私がRwa Bhinedaをどこまで理解できているのか、
言葉の壁だってあるし、もちろん深くは理解してない。
でも、
この考え方が深く根付いているこのバリを、
もっともっと知ってみたいなぁ、
そう思う。