Sunday, February 27, 2011

日本、シドニー、マーケット、ありがとう。

昨日、土曜日2月26日、毎週行われてるGlebe Marketに出店してみた。シドニーに帰ってきて約半年、ジュエリー活動を再開して約4ヶ月くらい?マーケットって、とっても難しい…。これが率直な感想。

日本で活動してた時にも数回マーケットに出店したことはある。その時は今思うと自分でもびっくり?テーブルも何もない、地面にブランケット引いて、祖父母が昔使ってた餅つきのときの木箱を並べてディスプレイ。ただそれだけ。本当にどこかの街の貧乏な苦学生みたいな感じ。まぁそれはそれで自分でもけっこう気に入ってたけどね。こんな感じ、参照

そんなボロボロなディスプレイでも売れた。いや、決して売れた?と言えるほどではないにしても、出店すると絶対に一人や二人は「やばい!」ってツボに入ってくれるお客さんが存在してくれた。私の作ってる情熱だったり話にも耳をかたむけてくれた。それが、とってもとても嬉しかった。

それがシドニーではほとんど、無い。今だにもちろんステキとは言いがたいディスプレイだし、でも苦学生と比べるとテーブルもきちんとある。だけど、みんな素通り。話を聞いてくれて、でもお金ないから買わない、とかでもなく、見向きもされない状態…。万人に受けるスタイルではない、よな?って自分でも自負しているつもりだし、それでいいのだけれど、でもでも、こんなに全然見向きもされないとさすがにちょっと落ち込む。ような。


昨日のグリーブマーケットにて。

だけどさ、何か励まされた。私のジュエリーが好きだって言って実際に着けてくれる友人が2人いる。同じくシドニーでジュエリーを作ってマーケットもやって、スタイルは違えど私を応援してくれる友人がいる。写真に載ってるストライプの生地を貸してくれたりピアスの台紙に使うvintageのトランプをくれたり、本当にありがたい。


彼がくれたトランプを使ってのディスプレイ。

そしてそして、日本にいた時に私のジュエリーを買ってくれた人が、私が日本を離れてシドニーに移ってからもまだ応援してくれる。好きだと言ってくれる。いきなり知らない人からメッセージまでもらった。今ワーキングホリデイでオーストラリアに来ているそう。今はメルボルンだけどシドニーに来たらぜひマーケットへ立ち寄ります、って。

自分のジュエリーのスタイルを変えるつもりはない。でもその自分のジュエリーの良さを引き出すディスプレイだったり演出?の仕方だったり、まだまだ勉強して進化していかなきゃいけない部分がたくさんある。そしてこういう温かいみんなの優しさだったり応援の気持ちだったりに、ずっとずっと感謝を忘れないで作り続けていこう、と、改めて思った。

みなさん、ありがとう。本当に。





Lots and Lots of Love :D
nao xoxoxox